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笑顔の連鎖!横浜若葉台×横浜創英大学 連携協定の取り組みがはじまりました!

ニュースリリース
神奈川県住宅供給公社と一般財団法人若葉台まちづくりセンターは、学校法人堀井学園横浜創英大学と連携協定を締結しました!(2024-04-04)
https://www.kanagawa-jk.or.jp/news/?id=1525

神奈川県住宅供給公社が開発した団地の中では最大規模を誇る横浜若葉台(横浜市旭区)。看護職と保育者を育成する横浜創英大学と協力し、ここ横浜若葉台団地で、高齢者の健康維持やこどもの健全な成長を促す取り組みが始まっています。

初年度の今年は4つの取り組みを行う予定です。今回は前半の2つの取り組みを取材しました。

自然素材でつくってあそぼう!学生と子どもたちが織り成す笑顔の時間

8月19日(金)、横浜創英大学のこども教育学部の流石ゼミの学生5名が若葉台こども園を訪れ、「つくってあそぼう」と題して、自然素材を使った造形遊びのプログラムを行いました。

横浜創英大学の近くで採れた植物の葛(くず)のツルを使って遊びます。

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1枚目:子どもたちに楽しんでもらうため、両手いっぱいの荷物を運ぶ横浜創英大学の学生たち 2枚目:葛はツル性の植物。若葉台こども園のすぐ近くにもありました

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15時半に若葉台こども園に到着。時間になると、3歳から5歳のこどもたち総勢38名が会場に集まってきてくれました。

自己紹介をした後はさっそく身体ほぐしゲーム。2人で手を繋いで輪をつくり、身体を動かしながら遊ぶわらべ歌「なべなべ そこぬけ」を歌いながら、体を返す遊びをしました。

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まずは学生たちがお手本に

だんだんと輪の人数が増えていき、輪を作るのが少し難しくなっていきましたが、子どもたちの楽しそうな声とはじける笑顔。学生たちと子どもたちの距離がぐっと縮まりました。

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身体とこころがほぐれたところで、いよいよ葛のツルを使った遊びに移ります。

まずは葛の輪づくり。こどもたちは3人1組になって、葛のツルを曲げて輪を作っていきます。採ってきたばかりの葛のツルはまだ柔らかいのでくるくる巻いていくことができました。

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学生や先生たちが子どもたちをサポートしながら、みんなで協力して輪を作っていきます

輪が出来上がったら、学生たちが持ってきた洗濯物干し台を的に、「輪投げゲーム」が始まりました。

3~5歳の子どもたちをミックスした4つのグループに分かれて、どのチームが一番輪を引っかけられるか競争です。子どもたちは大興奮で、「もう一回投げたい!」と大盛り上がり。

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輪投げゲームの後は、葛を使ったけん玉の遊びも紹介してくれました。

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あっという間に時間は過ぎ、こどもたちは教室に戻る時間に。学生たちとすっかり仲良くなった子どもたちが、学生に抱きつく姿はとても微笑ましかったです。中には、楽しくて終わるのが悲しかったのか、ふてくされて床に寝転んで動かない男の子も(笑)

学生たちが片付けを終えて園を後にする時に、子どもたちの「バイバーイ!」「じゃあねー!!」と元気な声がたくさん聞こえて、園を後にするのが名残惜しかったです。1時間思いっきり遊んだ後でも元気いっぱいの子どもたちのパワーに圧倒されたとともに、ずっと輝く笑顔で臨機応変にこどもたちに対応していた学生たちには「すごい・・・」の気持ちでいっぱいです。。

横浜創英大学の学生からは「実習以外で園児と触れ合う貴重な場となった。」、若葉台こども園の園長からは「職員も学びにつながる活動になり、よい機会と新たなつながりをいただいた。」との声をいただきました。双方にとって有益な取り組みとなったようです。

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ハンドマッサージで心もぽかぽか。ヴィンテージ・ヴィラで癒しの時間

9月12日(木)、横浜創英大学の看護学部でリラクゼーションサークルに所属する学生が、神奈川県住宅供給公社が管理・運営する介護付有料老人ホーム(入居時自立)ヴィンテージ・ヴィラ横浜のデイケアセンターを訪れ、高齢者の健康維持増進、そして学生のコミュニケーション能力の育成や技術の向上を目的に、ハンドマッサージの施術を行いました。

これまでリラクゼーションサークルでは、高齢者施設に訪れハンドマッサージのボランティア活動をしてきたそうですが、コロナ禍で高齢者施設での活動の停止を余儀なくされ、最近ようやく再開できるようになったそうです。

ハンドマッサージに使うオイルは、スイートアーモンドオイルをベースに、レモンティーツリー、ラベンダとベルガモット。サークルで好みの配合に手作りしたそうです。

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ハンドマッサージは13時30分から2時間の予定でスタートしました。

最初のお客様は男性でした。アロマを使ったマッサージに訪れるのは女性が多いと聞いていたので少し意外。

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ハンドマッサージを開始する前、肌の内側にオイルを塗って、パッチテスト(アレルギーテスト)を行います。反応の有無を見る5分ほどの間に自己紹介や趣味の話など、雑談をしながらお客様の心もほぐしていきます。

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最初は緊張していた男性も、指、手のひら、腕へとマッサージが進み、学生が話しかけていくと徐々に表情が柔らかくなり、マッサージの最後には、男性から指で「グッド」のサインがでました!

お年寄りへのハンドマッサージで気を付けるポイントは、力加減だそう。高齢になると皮膚が薄くなり、オイルが少ないと摩擦で皮膚の出血や、アザができてしまうこともあるそうで、マッサージする時には表情を確認しながら、力加減を必ず聞くようにしているとのこと。

1人あたりの施術は約20~30分で、リラクゼーションサークルの顧問の先生も施術に加わり3人で約2時間、10人のご入居者に体験していただきました。

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順番待ちもできるほど、ご入居者の方に楽しみにしていただけていたようです。

マッサージを体験された入居者さんは、「贅沢な時間だった」「気持ちよかった」「来てくれてよかった」というお声や、施術後は近くのテーブルでくつろぎながら、自分の手を見つめて余韻を味わっている様子も。

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実は、広報担当も、入居者の方が来られる前に片手だけ学生さんにマッサージをしてもらいました。施術をしてもらった方の手は、もちもちで、終わった後もぽかぽかして、多幸感に包まれました。マッサージしてもらった手にじっと見とれてしまう気持ち、わかります!

マッサージを終わったあとは反省会で気づいたことをみんなで共有。

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学生は、「サークルでは年齢の近い人を相手に練習していますが、高齢の方へ施術する場合の力の入れ具合が難しかったです」「会話に気をとられると施術の手が止まってしまいました」など、学びがあった一方、「短い時間のマッサージでもすぐにリラックスしている様子を見ることができて良かったです」「利き手じゃない方の手をあまり使わずこわばって動きづらくなっていたようですが、マッサージでうごきやすくなったという声を聴けてうれしかったです」「血色がよくなったと喜ばれている声を聞けました」と、マッサージが秘める力も感じることができました。

見ていたこちらも、学生たちのハンドマッサージで、ご入居者の身体も心もリラックスしている様子を見ることができ、温かな時間が心に残りました。交流を通じて得た学びも大きく、この取り組みを通じて学生たちには経験を積んでいってもらえたらと思います。


今年は協定を締結した最初の年。公社が大学と連携して、横浜若葉台でどのような取り組みができるのか模索しつつ、横浜若葉台に住む皆さんの健康をサポートし、地域全体の活性化を目指す活動を進めていきます!

関連WEBサイト

大学との連携
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/renkei.html

当公社では、大学との連携を通じて、団地コミュニティの創出を目指す取り組みも推進しています。

神奈川県住宅供給公社の大学連携「団地と大学、地域をつなぐプロジェクト」緑ヶ丘団地(厚木市)×東京工芸大学〜専門分野を活かした住環境づくり〜
https://www.kosha33.com/life/cat61/midorigaoka_tku.php

神奈川県住宅供給公社の大学連携「団地と大学、地域をつなぐプロジェクト」浦賀団地(横須賀市)×神奈川県立保健福祉大学〜学生の活躍で健康をサポート〜
https://www.kosha33.com/life/action/uraga_kuhs.php

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