新たなパートナーを迎えリニューアルオープンした「Kosha33」をご紹介!
公社のこと2025.05.08
1973年に竣工した神奈川県住宅供給公社(所在地:横浜市中区、以下公社)の本社ビル(以下、公社ビル)は、建設から50年以上が経過。建物の構造上は問題ないものの電気・空調などの設備関係の老朽化・陳腐化が進行していたことから、2023年2月に大規模改修工事に着手し、2024年8月に完成しました。そして、2018年に先行して整備した公社ビル1・2階の情報発信拠点「Kosha33」は、新たにパートナーを迎え2024年12月より運営を再開しています。
今日はこの「Kosha33」運営パートナーとして、公社ビルの1・2階に入居した関内イノベーションイニシアティブ株式会社の森川社長と公社の広報とで「Kosha33」を紹介していきます。
1F:正面エントランス・「LOCAL BOOK STORE kita.」
まずは、正面エントランスを入って左側には大きなサイネージが。ここは何をするところでしょうか?
森川社長「ここは総合案内です。ご来館いただいた方が何階へ行けばいいのかなどわからない場合はここで聞いていただければご案内いたします。またはKosha33で行うイベントのご紹介やコワーキングスペース「mass×mass|関内フューチャーセンター」としての受付機能や、シェア型書店「LOCAL BOOK STORE kita.」のご案内やお会計などもこちらで承っています。」
わー!四角の箱に本がいっぱい!「LOCAL BOOK STORE kita.」とはどういった場所ですか?
森川社長「ここは"1棚1オーナー型の『書店主』が集う、ブックマンションと呼ばれる本屋さん"です。横浜で暮らし働き、またはこの街にご縁のある方々が集い、世代や価値観、それぞれの個性を大切にしながら、本を通じたあたらしいコミュニケーションを取るお店です。本が大好きな約110人の書店主たちの唯一無二の世界観をぜひご堪能ください。 ふらっとお立ち寄りいただいて、タイミングが合えば、書店主との雑談を楽しんだり、それぞれの"よこはま"のおすすめスポットを聞いてみたりすることもできるかもしれません。日本大通りに来て、散歩ついでにご来店いただく方もたくさんいらっしゃいます。」
1F:Kosha33シェアラウンジ
さて、正面エントランスの右側には「Kosha33シェアラウンジ」があります。こちらは公社ビル勤務者専用の打合せコーナー・接客スペースとなります(一般の方のみでのご利用はできません。ご了承ください)。開放感があり、日本大通りを眺めて打ち合わせや仕事ができる素敵な場所です。ランチタイムには公社ビル勤務者の憩いの場となっています。(OPEN:8時 ~ CLOSE:18時)
森川社長もよく使われてますよね?
森川社長「1階なのでお客様と待ち合わせて、すぐに打ち合わせができるのもいいですね。景色も良く、明るいのでお客様にもご好評です!」
1F:ベーカリー三三
ん?バターのあまーい香りがしてきました!2024年12月にオープン、多くのメディアでも取り上げられている、いま話題のパン屋さんですね!公社の従業員の中にもファンがいっぱいいます!
森川社長「こちらが、ベーカリー三三(さんさん)です。行列ができる隠れ家的パン屋さんとして今話題になっています。シェフは横浜市青葉区のフレンチのお店「tete CAFE」を営んでいた三浦さん。パンによって小麦を使い分けていて、国産小麦粉を贅沢に使ったものもあるようです。お店のロゴやイラスト、バケットの包装紙は、「暮らしの手帖」の表紙などを手掛ける画家・牧野伊三夫さんの手によるものです。パン屋の雰囲気に合っていて気に入っています。」
1F:Kosha33ギャラリー
では、螺旋階段を上って2階へ行ってみましょう。
と、その前に螺旋階段の前には、えっ?団地のダイニングキッチンとお風呂が!?
神奈川県住宅供給公社の前身である「財団法人神奈川県住宅公社」は1950 年(昭和25 年)9月に設立。戦後の住宅不足の解消と都市の不燃化を進め、平成以降は急激に進行する少子高齢化に対応する住宅供給や保有資産の活用を行い、常に時代の要請に対応した住まいとくらしを提供してきました。こちらは1952 年に設計された公社のオリジナルプラン、当時では最先端の住宅である「K52-R7」の2DKの一部を再現しています。驚くのはこの再現された団地、段ボールで出来ているんです!段ボールで昭和の団地の暮らしを再現。子どもからお年寄りまで誰でも楽しめるKosha33ギャラリーです。
では、螺旋階段を上がって2階へ行ってみましょう。
2F:Kosha33シェアラウンジ
螺旋階段を上がったところにも「Kosha33シェアラウンジ」があります。こちらも公社ビル勤務者の専用スペースになっています(こちらも一般の方はご利用できません。ご了承ください。OPEN:8時~ CLOSE:18時)こちらの窓側に並ぶカウンター席からは、目の前に日本大通りのイチョウ並木が広がり、景色を楽しみながら、仕事やリフレッシュタイムを過ごせます。
ガラス張りの向こうでも仕事している人がいますね。
2F:「mass×mass」(一部1F)
森川社長「mass×mass関内フューチャーセンター」は、関内イノベーションイニシアティブ株式会社が運営するシェアワークプレイスです。コワーキングスペース、シェアオフィス、ワークショップスタジオが1つとなったコミュニティプラットフォームです。これから横浜で新しい事業をはじめようとしている方や、ビジネスに必要な仲間と出会いたい方々が多数ご入居いただいています。」
2F:Kosha33ホール
2階をさらに奥に進むと、両開きの扉が見えてきます。ここは、Kosha33ホール。神奈川県住宅供給公社やテナントが会議や研修を行うほか、セミナーやイベントの会場として活用しています。
「Kosha33」をご紹介してきました。
1階の「LOCAL BOOK STORE kita.」と「Kosha33ギャラリー」は一般の方も自由に見ていただけます。「ベーカリー三三(さんさん)」は売り切れ次第終了となります。早いとお昼過ぎには完売となってしまうことも。お店への入口はビル内の入口のほか、ウッドデッキからの入口があり、開店待ちの方がいる場合、ウッドデッキ側の入口を優先しています。開店時にベーカリー三三にお越しの際には、外のポーチからご来店ください。
それぞれの営業時間は、
「LOCAL BOOK STORE kita.」(Instagram)「mass×mass|関内フューチャーセンター」「Kosha33ギャラリー」平日:9時~18時
「ベーカリー三三(さんさん)」(Instagram)火曜~日曜日(月曜日定休):11時~※売り切れ次第、終了。
また、公社の賃貸住宅や介護付有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、賃貸店舗をお探しの方は基本的にお電話とWebでの対応となります。こちらまでお問い合わせください。
https://www.kanagawa-jk.or.jp/contact/
「mass×mass」へのお問い合わせはこちらです。
https://massmass.jp/contact/
関連WEBサイト
新たなパートナーを迎えリニューアルオープンした「Kosha33」をご紹介!(2025.05.08) https://www.kosha33.com/life/kjk-culture/kosha33-8.php
新たなスタート!神奈川県住宅供給公社本社ビルリニューアルとKosha33再稼働お披露目会(2025.01.16)
https://www.kosha33.com/life/kjk-culture/kosha33-5.php
参考動画:神奈川県住宅供給公社の事務所・社屋の変遷