新たなスタート!神奈川県住宅供給公社本社ビルリニューアルとKosha33再稼働お披露目会
公社のこと2025.01.16
12/23(月)、「神奈川県住宅供給公社本社ビルリニューアル・Kosha33再稼働お披露目会」を開催しました。
1973年に横浜・日本大通り沿いに建設された神奈川県住宅供給公社ビルは、竣工から50年が経過。時とともに設備の老朽化や性能の劣化が進んでいました。SDGsの観点から建物の長寿命化を目指し、2023年2月に大規模改修工事に着手し、2024年8月に無事竣工を迎えることができました。
お披露目会では、改修工事にご尽力いただいた関係者や協力企業の皆さまをお招きし、新たに生まれ変わった公社ビルとKosha33を披露する場となりました。
お披露目会の様子
司会進行は改修工事を担当した入社4年目の公社職員が担当。
会の冒頭では、公社ビルが築いてきた歴史や街の変遷、改修の経緯について丁寧に説明しました。「日本大通りのこの場所で50年。時代とともに街の景色が変わる中、公社従業員やテナントの皆さまと共に、ここで多くの思い出が刻まれてきました。」と公社従業員たちの想いを代弁しました。
「こういった司会は初めて」と緊張していましたが、心のこもった進行で、立派に司会を務めあげていました!
続いて、公社理事長の挨拶。
「この改修は皆さまのご支援があったからこそ実現しました。ありがとうございます。リニューアルにより情報発信機能やにぎわいづくりを強化し、Kosha33の新たな運営パートナーである関内イノベーションイニシアティブさんと共にこの場所をさらに発展させていきたい。」と、今後の展望を力強く語りました。
その後、神奈川県理事兼総務局長の山田様よりご祝辞を賜りました。
「このビルは、神奈川県が入居していたビルであり、私も何度も通った懐かしい場所です。
当時と比べると見違えるほどきれいにリニューアルされ、関係者の皆さまのご尽力に心より敬意を申しあげます。
2025年3月には県土整備局の建設業課、住宅営繕事務所が公社ビルに移転予定です。またお世話になりますので、よろしくお願いします。
公社の皆様には、神奈川県の良き大家として、また県の住宅政策の一翼を担う企業として、今後ますますの活躍を期待しています。」という温かい言葉をいただきました。
また、改修の設計・施工を行った各企業への感謝状贈呈を行いました。
設計・施工者を代表して、株式会社竹中工務店の横浜支店長・小野様からご挨拶をいただきました。
小野様は、工事を振り返りながら、「数々の困難がありましたが、着工前および着工後において、公社様との間で密なコミュニケーションを確保することができたことで、工事は円滑に進行し、無事に竣工を迎えることができました。
また、共同企業体の優れた社員の皆さまの協力があり、問題が発生した際も、関係者が一丸となり迅速に対応できました。
1972年12月31日に新築のお引渡しをしてから52年。今回の改修で、さらに50年使っていただけることを願っています」と、工事を手掛けた側の公社ビルへの思いがこもった言葉をいただきました。
その後、改修を担当した課の課長からは、事業着手までの経緯や概要について説明がありました。特に、SDGsを意識した改修コンセプトや、改修前後で大きく変化したフロアデザインについても詳しく紹介しました。
また、本社ビルリニューアルに伴い、「情報発信」「日本大通りエリアの活性化」「来館者・勤務者へのサービス提供」という3つのコンセプトを掲げています。それを具現化するために、Kosha33の運営パートナーとして関内イノベーションイニシアティブ(以下、Kii)を迎えました。
新たな運営パートナーであるKiiの森川社長からは、Kiiの事業内容や、地域活性化を軸としたまちづくりの具体的な取り組みについて紹介がありました。Kiiは、魅力的で豊かなまちをつくることを目指し、コミュニティプラットフォームの運営や自治体・企業との連携を通じて、多様なプロジェクトやイベントを展開しています。
今後、公社はKiiをパートナーとしてKosha33を活用し、情報発信や日本大通りの活性化などを行っていく予定です。
公社ビル内部の見学会
約30分の式典終了後には、公社ビル内部の見学会を実施し、各階を回りながら、公社職員が新しくなった機能やデザインについて説明させていただきました。
設備が新しくなったことだけではなく、従業員同士のコミュニケーションを促進するための工夫として、フリースペースやリフレッシュコーナーを取り入れていることもご紹介
Kiiが2階で運営するシェアオフィス「mass×mass」も、森川社長にご案内いただきました。奥には神奈川県の間伐材を活用したブースも置かれています。
中に入ると木のいい香りが!広報担当自身、シェアオフィス内部に入ったのは初めてで、「中はこうなってたのか!」と興味津々に見学させていただきました
その後、会場であるKosha33シェアラウンジでは、立食形式の懇談会を開催。
Kosha33の1階に新しくオープンした「ベーカリー三三(サンサン)」のサンドイッチやカヌレ、お隣「gooz」のコーヒーをご用意し、美味しい軽食を楽しんでいただき、新しく生まれ変わった公社ビルやKosha33への期待の声をお寄せいただきました。
参加者同士の交流もあり、和やかな雰囲気の中でお披露目会は幕を閉じました。
年末のお忙しい中、お披露目会にご列席いただいた皆さまに心より感謝申しあげます。
改修を終えた神奈川県住宅供給公社ビルと再稼働したKosha33が、地域の文化やビジネスの発展に寄与する拠点となるよう、従業員一同引き続き全力を尽くしてまいります。
さらにパワーアップした公社ビルとKosha33 のこれからに、どうぞご期待ください!
ニュースリリース
神奈川県住宅供給公社本社ビルをリニューアル!Kosha33が再稼働します!(2024-11-12)
https://www.kanagawa-jk.or.jp/news/?id=1570