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【赤ちゃんと一緒に防災を学ぼう】手形足形アート×防災トーク!9月の「はじめてばこ」公社2団地出張イベントレポート

神奈川県住宅供給公社では、赤ちゃんとご家族の"はじめて"を応援する取り組みとして、毎月「手形足形アート体験イベント」を無料で開催しています。

「はじめてばこ」とは?

tvk(テレビ神奈川)が主催する「かながわMIRAI」のひとつ、「はじめてばこ」。

神奈川県に生まれた赤ちゃんとそのご家族に"ありがとう"と"おめでとう"の気持ちを込めて贈られるプレゼントボックスです(※要申込)。

協賛企業からの子育てに役立つアイテムがぎゅっと詰まった、特別な贈り物。

神奈川県住宅供給公社では、この「はじめてばこ」に関連して、毎月、赤ちゃんの"今"をアートで残せる「手形足形アート体験」を開催しています。

9月は"防災月間"特別出張企画!赤ちゃんと一緒に、防災士さんから学ぶ「親子の防災」

9月は防災月間。ソーイング防災士のsumi先生と「子どもと一緒の防災」について学びました。

sumi先生は、服飾業界でパタンナーとして勤務後、結婚・子育てを機に地域活動へ。ソーイングサークル主宰を経て防災士となり、現在は「備えるを日常に」を発信する活動をライフワークとされています。

防災と聞くと難しそうに感じますが、参加者の皆さんからは、「家族でどう備えたらいいのか、実際にイメージできた」と好評をいただきました!

9/17 ユソーレ相武台(相模原市南区)

相武台団地の一角にあるユソーレ相武台では、「小さい子を連れて横浜まではなかなか行けないけど、近くなら行けそう」と、相模原・海老名・座間など近隣から8組の親子が参加してくれました!

2か月の赤ちゃんから、元気に走り回るお子さんまで、にぎやかな雰囲気の中でキットパスを使った手形足形アートを楽しみました。

ユソーレ相武台.JPG

9/24 フロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)

この日は、リアル参加10組+オンライン9組が参加してくれました!

会場にはフロール横浜井土ヶ谷にお住まいの方とご近所さんが半数を占め、和やかな雰囲気の中で育児トークも盛り上がりました。

手形足形イベントでは、東京おもちゃ美術館さんからお借りしたおもちゃで遊ぶこともできます。

こどもがおもちゃで遊んでる間、「どちらにお住まいなんですか?」「何か月で歩けるようになりました?」といった会話が自然に生まれ、初対面の方同士でも交流が生まれていました。

idogaya.JPG

防災士・sumi先生と防災×子育てトーク

どちらの会場も、手形足形アートを取った後、sumi先生監修の公社の「防災ブック」を使って、家庭でできる備えを学びました。

地震や台風だけでなく、日常の「困りごと」に備えることが防災です。自分・家族・災害を知ることが命を守る第一歩。そんな想像力を育みたいと、公社の「防災ブック」を作りました。

bousaibook.JPG

風呂敷を抱っこ紐のように使う「風呂敷抱っこ」も学びます。

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風呂敷テクニック.png

防災ブック」より

「子どもと一緒」の防災の疑問や不安に、sumi先生は丁寧に答えてくれました!

当日、みなさんから寄せられた質問の一部をご紹介します。

地震が起きたときに外に出ていいの?

大地震のときは、まず身の安全を確保!

動けないほどの揺れのときは、無理に外に出ず、身を守ることを優先しましょう。

揺れがおさまってから、家や周辺の安全を確認しましょう。

水は備蓄した方がいいの?

水の備蓄は必ずしておきましょう!

近所の給水所の確認も忘れずに。でも、災害後すぐに給水所に水が届くとは限りません。

また、期限切れの水は捨てなくても大丈夫◎トイレやお風呂など生活用水として活用できます。

避難用の荷物はどこに保管しておけばいい?

避難用具を全部リュックに入れて逃げる準備をしておいた方がいい、ということではありません。

水害、土砂崩れなどの危険があってすぐに避難しなきゃいけない場所なのか?

在宅避難ができるのか?など、まずは自分のハザード(危険)を考えてみましょう。

また、準備しておくべきもの、バッグのサイズも年齢とともに変わってくるはず。避難の必要性、防災グッズも人それぞれなので、定期的に見直しましょう。

避難所はベビーカーでも大丈夫?

避難所は大丈夫だけど、被災した場所は道が崩れていることも多いので、ベビーカーで避難所に向かうのは難しい可能性があります。

自分に日常が戻っても、環境が日常に戻るのは時間がかかります。

だからこそ、今日学んだ風呂敷抱っこ、活用してくださいね。

赤ちゃんのミルクの備蓄について教えてほしい

必ず備蓄しておきましょう!

ミルクは他の備蓄食品に比べて賞味期限が短いことが多いので、使いきれなかったらシチューなどの料理に使ってもOK!

避難所には子ども用やアレルギー対応の物資がないこともあります。

ペットを飼っている方もいると思うし、要介護の方と避難をされる方もいると思いますが、家庭ごとに必要な備えをしておくことが大切です。

最後に、sumi先生からは、心に残るメッセージが。

「災害は必ず来る。

子どもを守るために、まず自分の命を守ること。

心の備えも忘れずに。」

家庭でできる備えを学びました。

参加者の声

「子どもがいると、備えの量も考え方も全然違うと気づいた」

「備蓄用に買った子どものオムツがもうはけないサイズなので、帰ったら備蓄品見直します」

「昔、災害を経験したことがあるが、子どもがいると全然違う、と感じた。子どもがいたら、子どものためを考えると備えはいくらあっても足りない」

公社の想い

公社はゆるやかなつながりがある住まいづくりに取り組んでいます。

赤ちゃんが生まれたばかりの時期は、毎日が"はじめて"の連続。

だからこそ、自分たちだけで頑張るのではなく、地域の中で安心して、応援してもらいながら子育てができるようになってほしい。

神奈川県住宅供給公社は、「はじめてばこ」×「手形足形アート」イベントを通じて、みなさんの笑顔を応援します。そして地域や社会に皆さんを応援してくれる人たちがいることを感じて欲しいと思っています。

手形足形アート体験イベントは、毎月開催しています!

詳しくはKosha33ジャーナルイベントページをご覧ください。

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