SDGsを学ぶ企業訪問学習!中学生がKosha33に来てくれました!
公社のこと2025.07.15
6月、神奈川県住宅供給公社の1階にある「Kosha33」に、2つの中学校が企業訪問学習に来てくれました!
「働くこと」「暮らすこと」「地域とのつながり」について、クイズや会話を交えながら楽しく学んでもらえるよう工夫した講義の様子をご紹介します。
Kosha33で学ぶ「住まい」と「暮らし」
神奈川県住宅供給公社では、SDGsの視点から、住まいや働き方、地域とのつながりなどを考えるきっかけになればと、中学生・高校生に向けて公社の事業や取り組みを伝える企業訪問学習を行っています。
講義では、時代背景にともなう住宅の変遷を紹介したり、段ボールで再現した、実物大の昭和の団地(キッチンと浴室)を見学してもらったりしながら、昔と今の暮らしの違いを体感してもらいました。
若手職員が活躍!
昨年度まで講義を担当していたのはベテラン職員。今年から、入社2年目の若手職員が担当しています。
2月の企業訪問学習で先輩の講義を見学して勉強して、バトンタッチ。講義のたびにブラッシュアップしていっています。
Kosha33ブログ:団地って?SDGsを学ぶ企業訪問で、恵庭市立恵み野中学校が公社に来てくれました!
「中学生の前に立つのは毎回ドキドキしますが、質問を通じて直接会話できるのが楽しい」と、やりがいを感じる機会になっているようです。
6/3 安城市立桜井中学校(愛知県)
愛知県から新幹線で来てくれた桜井中学校の8名のみなさん。
団地に対するイメージを聞いてみると
「公園があって遊べる」「1階にお店がある」
団地の特徴をイメージしてくれていました!
神奈川県住宅供給公社では、持続可能な住まいづくりの一環として「コミュニティ形成」にも力を入れています。
「コミュニティがあると、どんないいことがある?」と聞いてみると、
- 悩みが相談できる
- 災害時に助け合える
- 世代間交流が生まれる
- 暮らしが楽しくなる!
と、答えがたくさん返ってきました◎
まさに、公社がコミュニティづくりを進める理由。地域のつながりが生まれることで、暮らしはもっと豊かになります。
他企業とタッグを組んでコミュニティづくりに取り組むフロール元住吉(川崎市中原区)の事例を紹介しながら、コミュニティの大切さについて、ご紹介しました。
質疑応答でも盛り上がりました!
Q. 公社の「最高傑作」と思うの団地は?
入社2年目で、すべてを見たわけではないので難しいですが...今回ご紹介した「フロール元住吉」は、大学時代に学んでいた"緩やかなつながり"の形成を実践している住まい。特に好きな物件の一つです。
Q. 今後、公社はどんなことに取り組んでいきたい?
地域ごとのニーズに合った賃貸住宅をつくっていくことが大切だと思っています。「フロール元住吉」のようなコミュニティ賃貸住宅がどこの地域でもフィットするわけではなく、その地域のニーズにあった取り組みを行い、地域を盛り上げていければと思います
最後には「おすすめのお土産は?」という質問も!
「鳩サブレー」とKosha33近くに店舗がある「ありあけハーバー」をご紹介しました。
講義のあとは中華街でお買い物を楽しむ予定とのこと。翌日は東京・神奈川・千葉の観光地巡り!思い出いっぱいの旅になりますように♪
6/6八王子市立第四中学校(東京都)
毎年訪問してくださっている八王子市立第四中学校のみなさん。この日は9人が企業訪問学習に来てくれました。
第二次世界大戦が終戦後に公社ができた背景や当時の人々の暮らしについて、クイズを交えながらわかりやすく説明。
「三種の神器」と呼ばれた家電は?
答えは、冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ。テレビはちょっと悩みながらも、「みんながいつも見てるんじゃないかな?」のヒントで見事に正解◎
講義では、時代背景の変化とともに暮らし方がどう変わってきたか、そしてそれに伴って移り変わる住まいについてもご紹介。
そして、今、公社が取り組む持続可能な社会づくりについてもお話しました。
県内産の木材を使用した地域資源を活かした住まいや、商店街の空き店舗を活用して子どもからお年寄りまで交流できる施設を整備したこと、住民同士がつながるコミュニティづくりに力を入れる賃貸住宅など。
これらの取り組みは、公社だけで実現できるものではなく、企業、大学生、地域住民、そして地域を盛り上げたいと考えているさまざまな人たちとの協力で成り立っています。
公社で働くことについても質問がありました!
Q. 達成感を感じる瞬間は?
私は、縁の下の力持ちとして従業員が働きやすい環境をつくる仕事をしています。数字で見える成果は少ないけれど、「良かった」「がんばったね」など、反応がもらえるとやってよかったな、と思います。
Q. 社内の雰囲気は?
アットホームな雰囲気で、若手職員の意見にもしっかりと耳を傾けてくれる会社。悩みも相談しやすくて、先輩も上司もしっかり向き合ってくれる職場です。
参加してくれた生徒さんから、「住宅供給公社に興味を持った」感じてもらえて、とても嬉しいです!
神奈川県住宅供給公社では、これからも中学生・高校生を対象にした企業訪問学習に取り組んでいきます。
若手職員も、がんばっています!