団地って?SDGsを学ぶ企業訪問で、恵庭市立恵み野中学校が公社に来てくれました!
公社のこと2025.06.17
4月24日(木)、神奈川県住宅供給公社の本社1階にあるKosha33シェアラウンジに、北海道から恵庭市立恵み野中学校の3年生7名が企業訪問学習で来てくれました!
今回、公社の取り組みを紹介したのは、入社2年目の若手職員。公社のこと、団地のこと、SDGsの取り組みについて、ご紹介しました。
「いつもは従業員を支える裏方のお仕事をしていますが、今日は中学生の皆さんをお迎えする立場。ちょっとドキドキしていますが、がんばります!」と言いつつ、落ち着いた様子で講師役をつとめていました
団地って、どんなところ?
まずは、「団地ってどんなイメージ?」と問いかけからスタート。
「ちょっと薄暗いイメージがある...」という回答がありました。
なるほど、団地が身近にないと、なかなかイメージしづらいですよね。
日本各地にある団地は、建てられた時代や地域によって、階数や間取り、雰囲気が全然違います。
「神奈川県は北海道と違って雪があまり降らないので、屋根がとんがっています」北海道では、落雪事故を防ぐなどの理由から、屋根が平らなのだそうです。
札幌市に隣接する恵庭市から来てくれた中学生の皆さんに、地域ならではの違いを交えながら、公社や団地の歴史を、時代背景を踏まえて説明しました。また、団地が果たしてきた役割についても紹介しました。
70年前の団地を見学!?
講義の中で紹介した、70年前の団地の間取りを実物大で再現した"段ボール団地"も見学。
段ボール団地は、細部にこだわっていて、黒電話や鰹節削り器など、当時の生活を感じられるアイテムを並べています。中学生たち、熱心に耳を傾けてくれました。
コミュニティ賃貸住宅「フロール元住吉」
後半では、公社が手がけた初のコミュニティを育む賃貸住宅「フロール元住吉」(川崎市中原区)の取り組みをご紹介。
地域や居住者同士のゆるやかなつながりを育むことで、ただ「住む」だけでなく、「人と人とのつながり」を感じられる暮らしが魅力です。
中学生の皆さんからは、「住みやすそう」「シェアラウンジに興味を持った」「地域との交流が面白そう」といった反応をいただき、「私もすごく好きな物件です!」と語る職員の熱意も、しっかりと伝わったようでした。
「助け合える」「親近感がわく」といった"コミュニティの価値"についても、触れてもらうことができました。
2020年1月竣工の公社のコミュニティ賃貸住宅「フロール元住吉」
今回の企業訪問は、修学旅行の中に組み込まれたプログラム。修学旅行で東京・横浜を楽しみながら、グループに分かれSDGsに取り組む企業に訪問して学習しているようです。
公社への企業学習訪問のあとは、それぞれ別行動で新江ノ島水族館へ向かうという学生も。明日は、みんなで浅草観光とのこと。学びと体験がギュッと詰まった修学旅行ですね!
今回初めて講師役をつとめた若手職員は
「公社の歴史や現在の取り組みについて、なるべくわかりやすく伝えられるように心がけました。中学生に説明するのは初めてだったので緊張しましたが、興味を持ってくれた子が多く、嬉しかったです。」
と、ほっとひと安心したよう。
中学生の皆さんに、公社の仕事や団地の魅力が少しでも伝わっていたらうれしいです。
恵み野中学校の皆さん、ありがとうございました!
またぜひ、遊びに来てくださいね!