住まいとくらし~昭和の団地あるある③~
団地コラム2024.11.19
以前、住まいとくらし~昭和の団地あるある①~(2023.12.15)、住まいとくらし~昭和の団地あるある②~(2024.03.15)と、さまざまな団地あるあるをお伝えしてきましたが。今回は、団地のポストやインターフォンについてです。
団地の集合郵便受け・宅配ボックス
公社の多くの団地には1階に各部屋用の郵便受けが並んでいます。
以前は小さいサイズのものでしたが、現在はA4サイズの書類が入るものに更新しています。(一部物件を除く)
オートロックの場合は外側から投函し、内側から受け取るようになっているものが多く、最近の物件では郵便受けのほかに宅配ボックスが備えられていて、24時間受け取りが可能です。
また、古い団地でも、団地敷地内に再配達先に指定できるオープン型宅配便ロッカーを設置しているところもあります。
1967~1969年に竣工した東本郷(横浜市緑区)
昭和の団地の集合郵便受けのサイズは小さいものであったが、A4サイズ対応のものに改修されている。写真左:藤沢円行(藤沢市)、写真右:アンレーベ横浜星川(横浜市保土ヶ谷区)
2020年に竣工したオートロックのフロール元住吉(川崎市中原区)の宅配BOX
2023年に竣工したオートロックのフロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)にも様々な用途に合わせたサイズの宅配BOXを完備
団地内の商店街に宅配ロッカーが設置されている団地も。 竹山団地(横浜市緑区)
団地のインターフォン、非常ベル
昔の呼び鈴は、ボタンを押すと押している間だけブーというブザー音が鳴るものでした。
その後、ボタンを押すと「ピン」、離すと「ポン」と鳴るものが普及し、その音がいまでも定着しています。
その後、玄関ドアを開けずとも会話ができるインターフォン型に進化し、現在は来訪者の姿も見えるモニタ付きのインターフォンが普及しています。
オートロックに備え付けのインターフォンは集合エントランスと住戸の玄関と両方で使えます。
現在のモニター付きインターフォンは不在時の来訪者を録画する機能も付いています。
非常ボタンは部屋の中にあるボタンを押すと共用廊下や階段室に設置されたブザーなどが鳴り、近隣に非常事態を知らせるものです。
現在はインターフォンと一体になっており、ボタンを押すと玄関外側のインターフォン子機から音声で緊急事態であることを伝えるものが主流です。(共用廊下などにある自動火災報知器とは別のもので、遠隔通報を行うものではありません。)
昭和の団地にもモニター付きインターフォンがついている部屋があります。上郷西ヶ谷団地(横浜市栄区)
非常ボタン単独のもの(フロール新杉田:横浜市磯子区)、インターフォンとの一体型でも受話器付(藤沢円行:藤沢市)受話器ナシ(緑ヶ丘:厚木市)など様々なタイプがあります。
今回ご紹介した「公社の賃貸」
・東本郷(横浜市緑区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119661000.php
・藤沢円行(藤沢市)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/other/K119714000.php
・アンレーベ横浜星川(横浜市保土ヶ谷区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119532000.php
・フロール元住吉(川崎市中原区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/kawasaki/K120191000.php
・フロール横浜井土ヶ谷(横浜市南区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K120232000.php
・竹山(横浜市緑区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119703000.php
・上郷西ヶ谷(横浜市栄区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119723000.php
・緑ヶ丘(厚木市)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/other/K119632000.php
・フロール新杉田(横浜市磯子区)
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/yokohama/K119881000.php