社内交流を深める！高齢者事業部の社内研修＆グループディスカッション
公社のこと2024.11.18
8月29日（木）、高齢者事業部が社内研修を主催しました。
神奈川県住宅供給公社には、高齢者向け住宅等を管理・運営する「高齢者事業部」、賃貸住宅・賃貸店舗等を管理・運営する「賃貸事業部」、我々広報担当が所属し、従業員のバックアップをする「総務部」の3つの部署があります。
社内文化として、風通しの良さは感じますが、自分の業務に関わらない他部署の事業については知る機会が少ないこともあり、今回、「他の部にも高齢者事業のことを知ってもらおう！」と、高齢者事業部の職員たちが社内研修を企画しました。
研修では17名が参加し、業務の都合で参加できない従業員は後日オンラインでも視聴できるように、ビデオカメラも準備。
今年４月に入社したばかりの職員、今年４月に賃貸事業部から異動してきた職員、そして長年高齢者事業部で活躍するベテラン職員の3名がプレゼンターとして登壇し、高齢者事業部が展開する「ヴィンテージ・ヴィラ」事業や超高齢社会の現状と課題について紹介しました。
1時間半の研修セミナーは3部構成。
まず第1部では、「神奈川県住宅供給公社の高齢者事業『ヴィンテージ・ヴィラ』とは？」と題して、介護付有料老人ホーム（入居時自立）ヴィンテージ・ヴィラの事業概要やサービス内容を説明しました。
ヴィンテージ・ヴィラは、県内に５か所ありますが、別部署の職員がホームの中に入ったり、ご入居者と関わったりすることはなかなかありません。
ホームに訪れたことのない職員でも分かりやすいように、部屋の間取りや、共用部、ヴィンテージ・ヴィラが人生100歳時代における健康寿命の延伸に向けて行っている「食事」「運動」「生きがい」の3つの取組み、暮らしを支えるサポート体制、入居金制度などを詳しく説明しました。
第2部のタイトルは「超高齢社会の現状と課題～介護保険について～」。「超高齢化社会」「介護保険」など、よく見聞きはするものの、働く世代の公社従業員にとっては、まだまだ先のこと。よく分からない人も少なくないのでは・・・と、いうことで、介護人材不足など超高齢社会がもたらす様々な課題について、現状や今後の展望をグラフや図を用いながら説明しました。
第3部では、各部署をミックスした1グループ4～5人に分かれ、それぞれが感じている会社や自分たちの事業や業務の課題についてディスカッションしました。
まずはそれぞれが日々感じる公社の課題を書き出していきます
書き出した課題をグループで議論。各テーブル、部署や入社年度関係なく忌憚のない議論が行われていました
最後には、各グループがディスカッションの発表を行い、
「公社の団地を選んでもらうための知名度向上や情報発信」
「今回のような研修が少なく、他部署の仕事を知る機会が少ない」
「長年団地に住まれている居住者の高齢化による自治会の衰退や繋がりの希薄化」
「物件により入居年齢の差が激しい」
「外部委託ではなく、公社内で団地のコミュニティ形成を図れないか」
などなど、高齢者事業にとどまらず、担当業務ならではの悩み事も出てきましたが、各部署の従業員が集まることで、多様な視点からの意見やアイデアが飛び交い、有意義なグループワークが行われました。
超高齢社会の中、賃貸事業部が管理・運営する団地でも高齢化が進んでいて、自治会役員の高齢化による担い手不足やコミュニティの希薄化などが身近な問題になっています。
「高齢者がさらに増えていく社会にどう対応していくかは、仕事だけでなく、地域社会にとっても重要な問題です。『どう乗り越えていくか』『どう解決できるか』を考えていきましょう。仕事で困ったときには気軽に相談し合うことも大切。今回のグループワークでのつながりを大切にし、協力し合っていきましょうね！」とプレゼンターが締めくくり、社内研修は終了しました。
今回の研修のテーマは「高齢者事業」でしたが、改めて会社や自身の業務の課題を見つめなおし、課題を共有、議論する貴重な機会でした。特にグループワークの30分はあっという間で、研修終了後も席に残って話し込む姿もみられるほど、有意義な研修となりました。
参加者の皆さん、プレゼンターの皆さん、お疲れ様でした。
今後もこのような研修を通じて、社員一人ひとりが会社への理解を深め、より良い未来を作るために協力していけることを願っています。
神奈川県住宅供給公社では、随時従業員向けの様々な研修や講習会を行っています。
●関連WEBサイト
社内技術系職員研修「若葉台の法規制とは」を開催しました。（2023-02-07）
https://www.kanagawa-jk.or.jp/recruit/info/details.asp?id=50
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