Kosha33で学ぶ!清真学園高等学校1年生が企業訪問学習に来てくれました

公社のこと2025.02.03

12月5日(木)、茨城県の清真学園高等学校1年生6名が、キャリア研修の一環として、神奈川県住宅供給公社ビル1階の「Kosha33シェアラウンジ」を訪れ、企業訪問学習を行いました。

講習は90分間で、前半は座学。公社職員が講師となり、公社の成り立ちや仕事内容を通じて、日本の住まいや団地の変遷やSDGsへの取り組みを紹介させていただきました。

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後半は、Kosha33に展示されている「住まい と くらし」のコーナーを見学。段ボールで実物大で再現された70年以上前に設計された団地のキッチンや浴室を体験してもらいました。

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「これはなんでしょう?」 と職員が手に取ってクイズを出したのは、昭和レトロな鰹節削り器

その後、Kosha33の1階にある「LOCAL BOOK STORE kita.」にも訪れました。

LOCAL BOOK STORE kita.」は、1棚1書店のブックマンション型本屋さんで、約80名の書店主たちのそれぞれの個性を活かした本が並んでいます。

こちらの見学は、スケジュールに組み込んでいなかったものの、スタッフさんから、県内産の間伐材を利用して作られた本棚についての説明をしていただき、環境に配慮した取り組みを学ぶ貴重な機会となりました。

珍しい業態の本屋さんに、高校生たちは興味津々。間伐材を使った棚や本屋さんではあまり見かけない本を、じっくりと見て回っていました。

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企業訪問学習の最後に、質疑応答の時間を設けると、高校生たちから次々と質問が飛び出しました。

「仕事のやりがいはどんな時に感じますか?」という質問に対し、講師となった職員は、「総務部広報課に所属し、広報とITシステムのマネジメントを担当しています。広報の仕事では、自分たちが発信した情報が狙い通りメディアに取り上げられると嬉しいです。また、ITシステムでは、業務効率化が進み、従業員から『社内システムが使いやすくなった』と言われるとやりがいを感じます。」

「公社の設立で苦労したことは?」という質問には、公社設立当時のエピソードを紹介。当公社の設立は70年以上前ですが、文献を参考に、設立当初はまた社会的な信用がなく入札が集まらなかった苦労など、歴史の一端をお伝えさせていただきました。

講習後に高校生たちから頂いたアンケート回答では、

「自分の地域にある団地と公社の関係に気づき、身近な視点で話を聞けて興味深かった」

「団地の背景や歴史を知り、見る視点が変わった」

「災害対応や環境配慮の取り組みが素晴らしいと感じた」

といった声をいただくことができました。

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公社の事業や取り組みをお伝えする企業訪問学習を通じて、中学生、高校生たちが働くことや住まい・暮らしについて考えるきっかけになれば幸いです。

神奈川県住宅供給公社は、これからも企業訪問学習などを通じた教育支援活動を継続していきます。

公社のSDGsへの取り組みは、「当公社事業とSDGsとの繋がり」WEBページをご覧ください。
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/sdgs.html

【企業訪問学習に関するお問い合わせ先】
神奈川県住宅供給公社
総務部総務広報課 
電話番号:045-651-1842
メールでのお問い合わせ

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