住まいとくらし ~団地スナップ③:「フロール厚木緑ヶ丘」「緑ヶ丘」~
団地コラム2026.08.25
棟間が広く敷地に余裕がある団地。
広場やプレイロット、集会所など、時代ごとのデザイン性が感じられる"団地の個性"があります。
そんな団地の隙間を切り取って毎月発信していきます。
団地の魅力を再発見!「団地スナップ」は、団地の風景を楽しむフォトアーカイブです。

今回ご紹介するのは、厚木市にある公社賃貸住宅「フロール厚木緑ヶ丘」「緑ヶ丘」。
「緑ヶ丘」(厚木市)は、1960年代に尼寺工業団地とともに工場勤務者が住む住宅として開発されました。
分譲住宅6棟160戸、一戸建て255戸、賃貸住宅14棟464戸(現在は8棟272戸)の他、産業労働者住宅(社宅・寮)、県営住宅など総計1,365戸。
(別途650人が入居可能な寮)
緑ヶ丘団地には賃貸住宅と同じ37㎡の2DKタイプの分譲住宅があります。当時においても分譲住宅としてややコンパクトだったこともあり、販売には苦労したようです。
2025年1月、12棟あった公社の緑ヶ丘団地のうち4502号棟を建て替えて誕生したのが 「フロール厚木緑ヶ丘」。
住宅内・共用部分・建物敷地内のすべてを「禁煙」とした、公社初の「完全禁煙」マンションです。
4501、4503、4504号棟も入居者募集はすでに終了し、4501号棟は年度内の取り壊しが予定されています。
現在、跡地には木造戸建賃貸住宅の建設が予定されています。




緑ヶ丘団地の公園にいるゾウさんとパンダさん。
団地のプレイロットには愛嬌たっぷりのいろんな動物がいるところが多く、緑ヶ丘でも子どもから大人まで皆を楽しませています。




建て替えによって2025年に誕生した「フロール厚木緑ヶ丘」です。災害を想定した「かまどベンチ」も設置されています。
2018年1月、公社は団地および周辺地域の活性化に向け、東京工芸大学と連携・協力に関する協定を締結し、緑ヶ丘団地を対象団地とする「ミドラボ」と名付けた教育・研究プロジェクトを立ち上げました。
大学が有するテクノロジーとアートの専門知識を活用し、 学生によるリノベーションプランの設計や室内環境測定による住環境の向上検討、現代アートを用いた広告宣伝素材の製作などを行っています。
このプロジェクトの一環で、建築を学ぶ学生が緑ヶ丘団地の集会所の改修のデザインをしました。
「ミドラボ」の暖簾が掛かっているときは、集会所を開放している目印だそうです。

屋外環境を活用した「はらっぱプロジェクト」の様子です。