住まいとくらし~団地スナップ①:汐見台団地~
団地コラム2026.07.15
棟間が広く敷地に余裕がある昭和の団地。
広場やプレイロット、集会所など、時代ごとのデザイン性が感じられる"団地の個性"があります。
そんな団地の隙間を切り取って毎月発信していきます。
団地の魅力を再発見!「団地スナップ」は、団地の風景を楽しむフォトアーカイブです。
今回ご紹介するのは、横浜市磯子区にある汐見台団地。
分譲住宅、社宅・寮、賃貸住宅が混在するこの団地は開発から60年以上が経過、すでに建て替わった新しいマンションも増えています。
ゆとりある住棟配置と豊かな緑が特徴のこの団地には、大小さまざまな公園やプレイロットが点在しています。
汐見台団地の大きな特徴のひとつが、立体的な景観です。
平坦な場所だけではなく、階段の途中や住棟と住棟の間の空間など、高低差を活かして配置されています。
木々の間から空が大きく開け、団地の屋根越しに遠くの景色を眺められるスポットもあります。
団地内にはケヤキやサクラなどの大きな樹木が多く、季節ごとに表情が変わります。
汐見台団地の公園を歩いていると、"懐かしい"だけではない、団地ならではの豊かな空間設計を感じることができます。
商店街前の広場にはカラフルなベンチも。
赤、青、黄色、緑――鮮やかな色彩が連続して並ぶ様子は、まるで屋外アートのようです。
子どもたちの遊び場として、住民の憩いの場として。
汐見台団地には、そんな"暮らしの風景"が今も大切に残されています。
汐見台団地を訪れた際は、ぜひ足を止めて、この場所ならではの空気を感じてみてください。









■汐見台団地(公社賃貸住宅)動画
●所在地/横浜市磯子区汐見台3-3ほか
●規模/12棟360戸
●築年月/昭和38年4月~昭和40年5月
【最寄駅からの交通のご案内】
①JR根岸線「磯子」駅から横浜市営バス磯子駅前行ほか約14分「汐見台3丁目」バス停から徒歩1~5分
②京急本線・横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡」駅から徒歩18~20分
③京急本線「屏風浦」駅から徒歩15~17分
■1968(昭和43)年3月に完成した「汐見台団地」(横浜市磯子区)の記録映画
「汐見台団地」は約75haの開発面積に約16,000人が暮らす職住近接都市として計画されました。 1960(昭和35)年頃(※)の着工から、1967(昭和42)年6月4日の完成式、また当時の人々の暮らしなどが収められた貴重な映像です。
※2022年11月21日追記 動画内で起工式が昭和35年1月28日とありますが、正しくは昭和36年1月となります。