4/22(火)Kosha33トークセッション「with Public|団地商店街」動画配信!

コミュニティづくり2025.05.22広報担当

今、団地を舞台に、あたらしい視点とユニークな発想で、あたらしい人の集積や繋がりを生み出すお店を始める人たちが少しずつ増えてきています。団地内の空き店舗の活用、地域の多世代交流拠点の創出など、団地内にあたらしい風を吹き込んでいる店舗運営事業者や実践者が集い、これからの団地ならではの魅力と可能性について、皆で考えるKosha33トークセッションイベント「with Public|団地商店街」を4/22(火)に神奈川県住宅供給公社ビル1階「Kosha33シェアラウンジ」で開催しました。
こちらがトークセッションの動画です。

https://youtu.be/zXWQ2NEDzG0
※意見交換や交流会はカットしております。
※家庭用ビデオで撮影したため、音声が聞きづらい、映像が見づらい箇所があるかもしれませんが、ご了承ください。

今回のトークセッションの感想をお聞かせください。
Kosha33トークセッションイベント「with Public|団地商店街」アンケート

イベントを終えて、登壇者の方に感想をお聞きしました

BOOK STAND 若葉台|三田修平さん

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多くの方にご来場いただき、参加者の方同士の交流も盛り上がっていたのが登壇者のひとりとしてとても嬉しかったです。
「横浜若葉台団地」でお店をやっていて日々感じるのは、本当に多くの方が団地に興味を持っているということです。
「団地」に関わる仕事をされていたり、「団地」にお住まいだったりする方はもちろんですが、人々がぎゅっと集まって生活する「団地」の暮らしぶりに漠然とした興味を持っている方もたくさんいて、そういった方々にもう一歩踏み込んで「団地」のことを知ってもらうためにも、今回のように多くの方に開かれた対話の機会はとても意義深いなと思いました。
こういったものはありそうで意外にないので。僕自身も除村さんや原さん、森川さん、来場者の方々のお話を聞いて、大変勉強になりました。
内容的にかなり盛りだくさんだった気もするので、シリーズにして色々掘り下げても面白いのではなどと期待しています!


駄菓子屋ぐりーんハウス|ノンアルスタンド 0号室|除村千春さん

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この度は登壇のお声がけをいただきありがとうございました。そしてご来場の皆様には平日の貴重なお時間の中、私たちの話に耳を傾けてくださいましたこと改めて感謝申し上げます。
個人的にも5年間の商店街での活動を振り返る良き機会となりました。私が商店街でお店を始めるまでは「団地」という場所は正直少しネガティブな言葉で使われている印象を持っていました。
どことなく自分自身が幼少時代に団地暮らしであることがコンプレックスに感じていたのかもしれません。
しかしながら実際に団地商店街で事業を始めて地域との関わりや子どもたちの活動を目の当たりにすることでそのネガティブな先入観は消え去りました。
むしろ今は未来だとも思っています。どんなに時代が先を急ごうとも、人から人へ物やサービスが受け渡される原点は商売でありそれを売る店は商店なのです。
そんな普遍的な日常が日々繰り返されているのが団地商店街という場所だと思うのです。
イベントの中で商店街が絶滅してしまうかも!?というお話もしましたが、これからは自分の店のみならず商店街を存続させていくという使命も担いながら店に立とうと思っています。
ぜひ山崎団地にも遊びにいらしてください!

うみちかキッチン|原大祐さん

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昔のファッションや音楽などがリバイバルされ、若い人に人気が出るという事例を見ることがあります。
まちづくりにおいてもかつて栄えていたであろう寂れた街を若い人たちが面白がり、いつの間にやらおしゃれエリアに変貌するということもよくあります。
今回ご一緒させていただいたお二人のお話を聞いて、もう一押し二押しすれば「団地商店街」も潮目がだいぶ変わっていくのではないかなと強く思いました。
大事なのは面白がれるプレイヤーの輪を繋げていくことです。そういった意味では今回のような機会で普段接点のない方々にも活動を広めていくということも大事なことだなと思いました。
ありがとうございました。

関内イノベーションイニシアティブ|森川正信さん

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このたび、住宅供給公社様と初めて「with Public」をご一緒に企画させていただきました。
テーマに「団地商店街」を掲げるにあたり、mass×massの入居者でもあった除村さん、ブックマーケット「本は港」で以前よりご縁のあった三田さん、そして団地共生プロデューサーの原さんをお招きし、今あらためて注目が集まる"団地"の魅力を多角的に紐解く機会になればと、期待を膨らませて当日を迎えました。
イベントを終えてみると、想像以上に多くの気づきや学びがあり、大変充実した時間となりました。
あらためて感じたのは、「まちをつくるのは人」であるということ。そして、想いを持って地域に根ざし、実際に店を営む"人"の存在こそが、そのまちに物語を生み出し、変化を生み出していく力になるという確かな実感です。
今後も、公社の皆さまとともに、地域の実践者やまちでさまざまなチャレンジをしている方々の現場の声に耳を傾けながら、ご参加いただく皆さんと対話を重ね、持続可能な地域・まちづくりについてともに深く考えていけたらと思っています。

神奈川県住宅供給公社|総務部総務広報課 鈴木伸一朗

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来場者と登壇者交流タイムも盛り上がりましたし、来場者もそうですが、ほかの団地の話を聞くことで登壇者の方々も何らかの気づきが得られたのではないかと感じました。
公社や公社グループ会社の若手職員も参加していましたが、出店している方の目線や「団地商店街」の実情など、「団地」や店舗を管理運営する立場の者としても、今後のヒントを得たり、何ができるかを考えるいい機会になったと思います。

 


※登壇者等の詳しい内容は、mass×massのWEBサイトをご覧ください。

今回、開催場所が関内・日本大通りで、平日の18時30分開演ということもあり、近隣の方の来場を想定していましたが、東京都からわざわざお越しいただいた方も!
20代から60代の約60名の方にご参加いただきました。イベント後のアンケートでは、「団地の商店街という切り口が新鮮だった。」「団地を活性化する苦悩、またアイデア、色々な、方面から話を聞けて非常に有意義だった」「お三方の魅力あふれるお話に聞き入り、あっという間の時間でした。話を聞いていてアイデアも生まれてくるしワクワクして聞いておりました。」など、皆さん楽しんでいただいたようです。

「Public」は誰かが何かしていたり、誰かと出会ったり、つながったり、また自分自身もその場に入り、何かをすることが許された場。
 「with Public ~Kosha33 talk session~」は、まちづくり、暮らしづくりにおける、イノベーター、パイオニア、有識者の方と【これからの暮らしを考える】を基本テーマとした対話の時間として神奈川県住宅供給公社と関内イノベーションイニシアティブが協働で不定期に開催するイベントです。
毎回さまざまなゲストをお招きして、皆さんと一緒に学び考えながら、みんなが笑顔になれるような、街と暮らしの未来を探るトークイベントを開催していきます。
次回も、お楽しみに!

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