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二宮の里山の魅力を満喫!公社主催イベント「里山さんぽ(二宮団地から小田原小竹)」

2023.11.09

11月29日(日)、二宮団地での里山を身近にした団地暮らしを感じてもらいながら、公社所有地にある竹林整備の見学や竹のクラフト作り、竹切りを体験していただく公社主催イベント「里山さんぽ(二宮団地から小田原小竹)」を開催しました。企画・運営はライフデザインラボ
当日の朝は予報にない雨でどうなるかと思いましたが、昼にはすっきりとした秋晴れとなり、気持ちいいお散歩日和になりました。
横浜市内や大磯町、小田原市などから、大人と子ども合わせて17名にご参加いただきました。

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まずは、二宮団地に集合。自己紹介を行い、Life is a Poem 宇都宮さんより本日のスケジュールなどの説明。宇都宮さんの手作りの散歩コースの冊子が配られした。横浜国立大学の倉田薫子准教授より「この里山さんぽでは、草花など自分にとってのスペシャルな発見をしてください。」とご挨拶いただき、竹林散策de BINGO!が配られました。今日のイベントをゲーム感覚で楽しんでもらおうと倉田先生自らが制作していただいたものです。

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Life is a Poem 宇都宮さん手作りのさんぽのしおり(左)、倉田准教授が作成した竹林散歩de BINGO!(画像を押すと別ウインドウで表示されます)


二宮団地を横目に道路脇に咲く草花を観察。
倉田准教授は、普段大学で生物資源保全学、多様性生物学・分類学、進化生物学を教えています。里山を代表する植物や珍しい草花などを解説して散歩をしていきます。

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未成熟なカラスウリはまるでミニスイカですが、熟すと真っ赤になります

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クズのツルがこれ以上上に行かないよう工夫されたツル返し(?)
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途中で相模湾を見下ろせるスポットも!今日は房総半島まで見えます!
そして、どんどん坂を登っていきますよー!
本日のコースの最高地点、配水場では二宮町が一望できます。

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ここからは竹林まで山を下っていきます。

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左側に大きく見えるのが大島、鉄塔少し右側に三角形の利島と新島が見えました(写真だとわからないですね)

途中にはみかん畑も。この日は朝の雨のおかげか視界がクリアで、海に浮かぶ大島や利島、さらに向こうの新島も見ることが出来ました。
そして、竹林に入っていきます。ここは、公社の土地で、ボランティアの方に竹林整備を行ってもらっている場所です。

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数年前まではうっそうとしていた竹林もボランティアによる整備が行われているエリアでは日が差し込むようになっています

Life is a Poem 宇都宮さんもその一人。二宮団地のセルフリノベーションしたお部屋で暮らしていて、アップサイクルアート活動を展開しています。そして、竹林を整備した竹から作品制作、竹林を回廊に見立て竹林回廊ミュージアムを開催しています。

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籠玉づくり体験の講師はLife is Poemの名前でアップサイクルアート活動を行っている宇都宮さん

ここで竹切り見学・竹切り体験・竹籠玉あみ体験をしてもらいます。今日の竹林整備の講師は「湘南二宮竹の会」の会長を務める宮下啓一さん。この竹林の整備でもお世話になっています。まずは宮下さんが竹林整備などで行っている竹切りを実演。
竹林整備は、まずは里山に親しむことを目的として行われていますが、ひいては竹林のむやみな拡大防止と里山環境の改善等にもつながるものです。

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竹切り体験の講師は「湘南二宮竹の会」の会長、宮下啓一さん

では、切った竹を切ってみよう!上手に切れるかな?
お母さんが見守る中、最初は恐る恐る竹挽きノコギリを持ちお母さんの顔を心配そうに見ながら、竹切りに挑戦。切り出すと夢中になり、無事、竹が切れました。お母さんも「私も体験してみたい」と挑戦。やっぱりお母さんの方がうまいかな?
竹を切るポイントは慌てることなく、まっすぐ刃を竹に垂直に入れて、切って行きます。
「また切りたい!」と何度も竹を切る子どもも。中には、「竹を切るって何も考えずに集中する感じ。終わると落ち着く気がする!」という大人の参加者も(笑)

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さて、一方の竹籠玉あみ体験は大人も子どもも真剣。スターボールという竹を球状に組んだ状態からスタート。配られた竹ひごを好きなようにもくもくと編み込んでいきます。素敵な竹籠玉が出来ました。

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最後は竹林をバックにみんなで記念写真!



約2時間のプログラム。皆さん自然豊かな二宮団地から小田原小竹の里山を堪能していただいたみたいです。子どもたちも大きな声で「楽しかったー」と言っていただきました。

イベント後のアンケートでは、

「先生方のお話を楽しく聞きながら竹細工も楽しみ、家族とお友達とみなさんで良い時間を過ごせました。」

「子どもも大人も楽しめる内容になっており、参加して良かったと感じております。」

「体を動かすこと、自然を感じること、手先を使うこと、色々楽しめるポイントがあり、充実した時間を過ごせました。」

「天候に恵まれ、自然のひとつひとつに目を向けて楽しみました。先生のご説明も良かったです。二宮団地は素敵な周囲環境に恵まれていると思いました。団地ができる前のこと、できてから住民がどのように関わってきたのか、もっと知りたくなりました。」

との声をいただきました。ご参加された皆さまありがとうございました。



みんなBINGOも完成し、自分のとってのスペシャルは見つかったでしょうか?


●関連動画
「商店街の活気を再び!二宮団地再編プロジェクト」


みんなでつくる里山団地~二宮団地の暮らし方リノベーション~

●関連サイト
二宮団地WEBサイト
https://www.nino-satoyama.com/
公社の賃貸 団地紹介ページ「みんなで暮らしをつくる「二宮団地」」
https://www.kousha-chintai.com/danchi-intro/other/K119642000.php
公社の賃貸ブログ:商店街に再び賑わいを!「二宮団地再編プロジェクト」シェアキッチン企画が始動しました!(2023.10.10)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-39.php
公社の賃貸ブログ:海と山に囲まれた二宮団地の魅力をご紹介!(2023.05.17)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-28.php
公社の賃貸ブログ:音楽でつながる 二宮団地「歌声ダイニング」をレポート!(2023.08.30)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-35.php
関連コラム:公社創立70周年企画「皆様からの声」
地域とともに44年、遠い町から客が訪れる理容サロンに。「理容サイダ」斎田 一郎・千鶴(2020.09.15)
https://www.kosha33.com/kjk70th/voice/44.php
手を動かして、自分たちの暮らしを作る。 福井 高志、尚子(2020.09.15)
https://www.kosha33.com/kjk70th/voice/post-1.php
職員の声「二宮団地再編を担当、地域の魅力を多くの方に伝えたい。」西田 翔太郎(2020.09.11) 
https://www.kanagawa-jk.or.jp/recruit/introduction/details.asp?id=9