Life Field
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生まれ育った浦賀の団地に住みつづけ、地域に根ざす

2021.2.26掲載 伊藤 公一(浦賀団地)

Q1:浦賀団地にはいつからお住まいですか。

生まれが浦賀団地の近くで、祖父と親子の3代で暮らしていました。祖父が他界したのをきっかけに、親がこちらの団地に応募しました。当時は高度成長に伴い人口が都市に集中し、住宅難のためなかなか当選できず3回目の抽選でやっと入居することができました。
入居した40年前は私の仕事が忙しい時で、朝出勤して夜帰宅して眠るだけの生活でした。出張が多く日本各地を飛び回っていました。私の他にも働き盛りの世帯が多く、子どもも沢山いたので近くの小学校を借りて団地の運動会をしていたほどです。今は高齢者が多く子どもの数が減ってしまい寂しいですね。団地内に公園が2箇所ありますが、団地の子どもの姿は見なくなり近くの子どもたちが遊んでいます。ここは駅に近いですし高台にあるので津波の心配がないのが安心です。日当たりが良く、冬でもポカポカと暖かいですよ。
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浦賀自体が伝統あり、各所でお祭りが多い街というのが特徴です。
取材場所の集会所にはお祭りの時につかう提灯が並べられていました。

Q2:浦賀団地自治会の会長としてどのような活動をされていますか。

仕事をしている頃から自治会活動に参加し、副会長をしていた時に会長がお亡くなりになり、引き継ぐ形で会長となりました。気づけば15年間会長を務め、浦賀地区の自治会連合会の中では一番長く会長を務めていることになってしまいました。
自治会では清掃や防犯パトロールを行い、7月には七夕、9月には祭り、12月にはクリスマスや餅つき大会などの行事を主催しています。高齢者の一人暮らし世帯が多くなっているので、声かけや電話をかけて見守る活動が大切になってきています。
そろそろ引退したいのですが、自治会の会則で会長は選挙で選出されることになっているので、立候補がないと前年度の会長が再任します。引き継ぎをしながら次の世代を育てていきたいと思っています。
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「今年は祭りを再開させたいですね」2019年の祭りより

Q3:団地活性サポーター制度について教えてください。

2016年に公社と神奈川県立保健福祉大学が連携協定を締結し、大学生が浦賀団地に入居し、「団地活性サポーター」として地域コミュニティをサポートする取組みがスタートしました。2018年には大学公認サークル「UDKS(浦賀団地活性サポーター)」が発足し、自治会活動に参加したり大学で学んだことを居住者にフィードバックするセミナーを年数回開催したりしてくれています。また月に1回、高齢者の孤食を防ぐための「どんぶりの会」と呼ばれる食事会を開催してくれます。カレーや四色丼など美味しいご飯が振る舞われ、参加する入居者たちの顔がほころびます。美味しい食事をいただきながら、学生さんとコミュニケーションがとれる大切な場となっています。
現在19名の学生が住んでいますが、自治会主催の夏祭りに参加したり、団地コミュニティを活性化する一役も担ってくれます。何より、高齢者ばかりとなった団地に若い人が居ることだけで嬉しいです。このような制度を設けていただいた公社に感謝しています。
学生主催の食事会[どんぶりの会].JPG
団地活性サポーター主催の「どんぶりの会」

Q4:公社の住宅に住むようになり、印象深い思い出は何ですか。

やはり浦賀で一番大きな祭りと言われている、叶神社例祭に参加することでしょうか。毎年9月に開催され、浦賀駅前の大通りを威勢の良い掛け声に合わせて山車や町内神輿が練り歩き、見物客が沢山訪れ熱気に包まれます。浦賀団地の自治会も揃いの提灯を持ち大勢が参加し、団地に活気があふれる日です。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、皆が楽しみにしている祭りが早く再開されるよう願っています。
私自身は無趣味ですが、妻が社交的で友達が多いので、人を家に招いて賑やかにしています。妻も団地の生活やコミュニティを気に入り、互いに満足して暮らしています。「団地活性サポーター」制度のおかげで、大学生のみなさんと一緒に活動できるのは刺激になります。大学生の皆さんも浦賀の祭りや団地を好きになってくれたら嬉しいですね。
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久々のツーショット写真だと少し照れながら。とても仲睦まじいご夫婦でした。
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