日本大通りをまっすぐ進んだ先にある「象の鼻パーク」は観光客にはもちろん、横浜市民にも愛されている横浜の人気スポット。

日本大通りを散歩する時には、ぜひ象の鼻パークまで足を延ばしてみてください。

今回はこの「象の鼻パーク」の名前の由来や歴史、象の鼻パークとその周辺の見どころスポットをご紹介します！

「象の鼻パーク」名前の由来や歴史は？

横浜市・開港150周年記念事業として2009年にオープンした「象の鼻パーク」。

みなとみらい線日本大通り駅から日本大通りを海に向かって真っすぐ歩くと見えてくる、横浜で一番新しい公園です。

「象の鼻」という名前の由来は、まさに象の鼻のように曲がりくねった堤防の形から来ています。

この象の鼻パークの場所は、1954年にアメリカ合衆国から2度目の来日を果たしたペリーが初めて横浜へ降り立った地です。

1859年には日米修好通商条約が結ばれて横浜の中でも本格的な波止場となったこの地は、その後多くの外国船が訪れ、海外との貿易や国交において重要な役割を果たしました。

当時の堤防は関東大震災で一度崩れてしまいましたが、その後復元され、明治中期の波止場の形が再現されました。

象の鼻パークは横浜の歴史と未来をつなぐ象徴的な空間として、横浜市民に愛されています。

象の鼻パーク
神奈川県横浜市中区海岸通り1丁目
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/guide/gaiyou/zounohana/

象の鼻パークの見どころと周りのおすすめスポット

象の鼻パークは緑があふれた広い敷地が開放的で、みなとみらいや赤レンガ倉庫、大さん橋など横浜らしい風景を360℃見渡すことができる絶景スポット。

公園の後ろには横浜三塔のひとつで「クイーン」の愛称で知られる横浜税関も見えます。

象の鼻パーク内には可愛い小象のモニュメントもあり、広い公園でのんびりお散歩したり、芝生に寝転がったりと友人や家族とゆっくり楽しむことができます。

夜には公園内がライトアップされ、ランドマークタワーやコスモワールドを中心としたみなとみらいの美しい夜景を楽しむこともできます。

特におすすめなのは夕暮れ時から日没後のマジックアワー。

オレンジ色に染まるみなとみらいはとても幻想的で、ぜひとも見ておきたい象の鼻パークの風景です。
デートコースとしてもおすすめですよ☆

その他にも象の鼻パーク周辺にはこんなスポットもあります。

山下公園

象の鼻パークから海沿いに徒歩10分ほどの距離にある山下公園。

こちらも海の眺めが抜群の公園です。

童謡が有名な「赤い靴はいてた女の子像」や、在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」、横浜の姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴから寄贈された「水の守護神」など海外との交流を感じさせるたくさんの記念碑があります。

山下公園はバラの名所でもあり、春と秋のバラの開花シーズンにはたくさんの美しいバラが咲くことでも有名です。

山下公園
神奈川県横浜市中区山下町279
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/yokohama/kouen008.html

日本郵船歴史博物館

歴史的建造物である横浜郵船ビルの1階を改装して作られた博物館です。

当時の豪華客船の大型模型や映像など、横浜の繁栄を導いた港と船の発展の歴史を感じることができます。

山下公園先の海上には、1930年に太平洋横断シアトル航路を就航した当時の高速貨客船「日本郵船氷川丸」も展示。

アールデコ様式の一等食堂や一等特別室の見学や、プロムナードデッキへのぼることもできます。

日本郵船氷川丸は2016年には国の重要文化外にも指定されました。

日本郵船歴史博物館
神奈川県横浜市中区海岸通3-9
http://www.nyk.com/rekishi/

日本郵船氷川丸
神奈川県横浜市中区山下町山下公園地先
http://www.nyk.com/rekishi/

象の鼻テラスでおしゃれな休日を

象の鼻パーク内にアートスペースを兼ねた休憩所として設置された「象の鼻テラス」。

世界中のアートやカルチャーとの交流を通して新しいつながりや文化が生まれるのを目指し、様々なイベントやアート展示なども定期的に行われています。

日曜ごとに行われる「ぞうさんマルシェ」や子供向けのワークショッププログラム「アトリエゾウノハナ」など、大人から子供まで楽しめるものがたくさん！

「象の鼻カフェ」では人気の「象の鼻ソフト」や横浜の地ビール、地域の食材を使ったフードメニューをはじめ、イベントに合わせ企画する限定メニューなども登場します。

象の鼻テラス
横浜市中区海岸通1丁目
http://www.zounohana.com/

日本大通りの象の鼻パークは横浜観光におすすめ！

日本大通りの先に位置する象の鼻パーク。

横浜港開港150周年記念事業として整備された、横浜で一番新しい公園です。

横浜港に面した広く開放的な公園からは、横浜港はもちろん赤レンガ倉庫、大さん橋、横浜三塔など横浜らしい風景を360度見渡すことができます。

みなとみらいの夜景もとっても素敵なのでデートスポットとしてもおすすめです！

象の鼻パーク内にある「象の鼻テラス」は、横浜市が推進しているアートやクリエイティブをコンセプトとした新たな交流拠点。

市民参加型のイベントやマルシェ、地元食材を意識したメニューのカフェなどもあります。

横浜の新たな文化の創造起点となる注目のスポットです！

「人・まち・住まい」をつなぐ神奈川県の多目的スペース「kosha33」も日本大通りの一角にあります。

ぜひ「kosha33」にも遊びに来てくださいね！