<横浜夢座 特別公演>読み芝居「スカートをひるがえして」五大 路子
2018.05.10
横浜夢座最新作 読み芝居「スカートをひるがえして」公演が 5月29日(火)18時より、Kosha33スタジオにて開催されます。
横浜で精力的に活躍している五大路子さんが、横浜大空襲の5月29日という同日に、忘れてはならない歴史を後世に語り継ぎ、また、戦争や平和に関して深く考える契機となることを目的に開催。
迫力のお芝居を身近に触れられる機会です。是非お越しください。
●開催日時
日 時:5月29日 (火)18時~(※受付17時~整理券配布)
入場無料(先着80名様)
会 場:Kosha33スタジオ(神奈川県住宅供給公社1階)
横浜市中区日本大通33番地
問合せ:横浜夢座事務局 担当:田川、西
〒220-6218 横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズタワーC 18階
株式会社オフサイド内
TEL:045-661-0623 FAX:045-661-0604
https://www.yumeza.com/
主 催:横浜夢座
協 力:神奈川県住宅供給公社
●あらすじ
5月29日、横浜大空襲。あの日のこと。73年前の記憶を、老女はゆっくりと語り始める...。
「セーラー服のスカートをはいて満開の桜の下を歩きたい...」
モンペ姿で勤労奉仕に通っていた千代の口癖だ。昭和二十年三月。
高等女学校の卒業式の十日前、焼夷弾の炎に焼かれて千代は死んだ。二年生だった。
千代を妹のように思う四年生の史子は亡き千代の心をおもい、セーラー服姿で卒業式に臨む。
鳴り響く空襲警報。女学校から防空壕へ続く満開の桜並木。
スカートをひるがえし、史子は花びら舞う坂道を走ってゆく。