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公社の相武台団地での取り組みが「第12回健康寿命をのばそう!アワード」厚生労働大臣優秀賞を受賞しました!

2023.12.19

11月28日、イイノホール(東京都千代田区)で「第12回健康寿命を延ばそう!アワード」の表彰式が行われ、神奈川県住宅供給公社は『生活習慣病予防分野』にて、厚生労働大臣優秀賞を受賞しました。

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今年で12回目となる健康寿命をのばそう!アワード(https://www.smartlife.mhlw.go.jp/)は、『スマート・ライフ・プロジェクト(=国民全体が人生の最後まで、元気に楽しみながら、健康な毎日を送るための国民運動)』に参加している団体の中から、特に優秀な取り組みを表彰するイベントです。

応募総数85件の中から、優れた取り組みを行っている受賞候補団体のうち6団体が会場で最終プレゼンテーション。優秀な取り組みを選出し、表彰状の授与を行うものです。

コロナ禍でここ数年は応募が減少。昨年は応募総数57件に対し、今年の85件という応募件数はコロナ前並みの数字に回復したものだそうです。

表彰式の様子は、YouTubeで生配信されました。
https://youtu.be/1LOywwANFFg
当時の様子はこちらからご覧いただけます。

表彰式は1部(介護予防・高齢者生活支援分野)と2部(生活習慣病予防分野)に分かれ、当公社は2部に参加しました。

表彰式は、候補者のプレゼンテーションから始まり、約1時間にわたり、受賞候補の6名の代表者が壇上に立ち、「運動」「食生活」「禁煙」をキーワードとしたプレゼンテーションが行われました。

当公社は、シニアライフ振興財団、北里大学、相武台地域包括支援センターと産学官協働で取り組んでいる相武台団地(相模原市南区)での健康まちづくり(フレイルチェック会、生活支援型デイサービス、住民主体介護予防体操、有料の体操教室を有機的に繋ぐ)といった健康寿命延伸に向けた取り組み内容についてプレゼンを行いました。

相武台団地は、居住者の50%以上が65歳以上という、高齢化が進んだ団地です。身体機能の低下やフレイルによって外出をためらう高齢者の増加、コミュニティの担い手不足の課題を解決すべく、公社、大学、地域と連携した課題解決に向けた取り組みを実施しています。

2021年9月から始めたフレイルチェック会は、2023年7月時点で計57回行われ、参加者総数は延べ461名。フレイルチェック会実施前後の参加者の測定数値検証を行ったところ、住民のフレイル状態が改善傾向につながっていることも分かってきています。

こういった取り組みは、地域高齢者の健康づくりへのゲートウェイとなり、人生の最後まで元気に楽しみながら健康な毎日を送ることにつながっていきます。

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公社とそのほか5社の受賞候補者のプレゼンも、健康寿命延伸にかける熱く強い思いが伝わってくる内容でした。




プレゼンのあとは、インタビュー形式でスペシャルトークセッション。

WBCで監督を務められたスマート・ライフ・プロジェクトオフィシャルアンバサダーの栗山英樹氏とスポーツ庁長官の室伏広治氏がスポーツをキーワードに、トークが盛り上がりました。

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インタビュアーから、健康な毎日を送るために気を付けていることは?と聞かれた栗山氏は、「現役を離れてからスポーツをすることは減りましたが、日常の中でストレッチや、マッサージなどを取り入れています。楽しみながら続けることが大事。」と語られました。

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室伏氏は、「日本は、保険や医療制度は整っていますが、それに頼るだけではなく、もっと日々の生活の中でスポーツと組み合わせていくことが必要だと思います。運動をすることは人それぞれ様々な目的があると思います。ただ、「歩きましょ!」だけではつまらないですよね。筋肉を増やしたいとか、メンタルを鍛えたいとか、孫とずっと一緒に遊びたいなど、それぞれの目的を織り交ぜていけるよう、スポーツ面から貢献する取り組みをスポーツ庁としても応援しています。」と語られました。

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トークセッションのあとには 表彰式が行われました。

優良賞12件、優秀賞6件、最優秀賞1件の順に受賞者が発表され、各団体の取り組みが表彰されました。

プレゼン時点では受賞者が確定しておらず、発表時は皆ドキドキしていましたが、当公社は厚生労働大臣優秀賞を受賞することができました。

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最後に生活習慣予防分野の評価委員長である辻一郎氏(東北大学大学院医学系研究科 公衆衛生学分野 名誉教授/客員教授)から、「プレゼンでは、各団体素晴らしい取り組みを聞けて嬉しく思った。感謝をするとともに、健康寿命延伸と健康格差を減らす取り組みをこれからも行っていってほしい。」と講評があり、「健康寿命をのばそう!アワード」の表彰式が締めくくられました。




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